東京都は2026年10月16日、としまえん跡地に整備を進めている「練馬城址公園」について、アンケート結果を公表しました。
今回の対象は、石神井川より南側のエリア。今後の公園整備について、地域の人たちはどんな場所を望んでいるのでしょうか。
最も期待を集めたのは「水遊びの谷エリア」でした。
としまえん跡地の整備はどこまで進んでいる?
2020年8月に閉園した「としまえん」の跡地では、東京都が練馬城址公園の整備を段階的に進めています。
2023年5月には一部エリアが開園。現在は、石神井川より南側など、残るエリアの整備が計画されています。
東京都は2026年9月4日から6日にかけて、整備内容を紹介するオープンハウスを開催。来場者369人のうち、アンケートは241票回収されました。
最も期待されているのは「水遊びの谷」
整備内容で期待するエリアを尋ねたところ、最も多かったのは「水遊びの谷エリア」の65.1%でした。
次いで「石神井川遊びエリア・川辺エリア」が57.3%、「歴史と花畑エリア」が36.9%となっています。
また、公園全体に期待することでは「自然と触れ合える空間」が56.0%、「休憩したり、くつろいだりできる空間」が55.6%、「水遊びができる空間」が53.5%でした。
水遊びだけでなく、自然の中でゆっくり過ごせる公園への期待も大きいことが分かります。
休憩施設や暑さ対策を求める声も
一方、もっと工夫してほしい場所・機能については、「特になし」が25.7%で最多でした。
具体的な改善要望では「休憩施設」が19.1%、「防災施設・避難に関する機能」が16.6%、「石神井川遊びエリア・川辺エリア」が16.2%となっています。
自由記述では、雨の日や冬でも利用できる屋内カフェ、コインロッカー、暑さ対策の日よけなどを求める声も寄せられました。
としまえんの思い出を残してほしい
今回のアンケートでは、かつての「としまえん」の記憶を残してほしいという意見も見られました。
古城の塔の部材をできるだけ再活用してほしいという声や、カルーセル・エルドラドの活用を望む声が寄せられています。
また、既存の樹木を大切にしてほしい、練馬の歴史を感じられる場所にしてほしいといった意見もありました。
ただし、これらはアンケートで寄せられた意見であり、すべての実施が決まったわけではありません。
今後の整備はどうなる?
今回公表されたのは、東京都が示した整備内容に対するアンケート結果です。
アンケートでは整備案を「良かった」と評価した人が88.0%でしたが、回答者はオープンハウスの来場者であり、練馬区民全体を対象とした調査ではありません。
また、今回の発表で新たな工事の着工日や、南側エリアの完成日が決まったわけではありません。
かつて多くの人が訪れたとしまえんの跡地。残るエリアがどのような公園になるのか、今後の動きにも注目です。
公表日:2026年10月16日
実施日:2026年9月4日〜6日
対象:練馬城址公園のオープンハウス来場者
来場者:369人
回収数:241票
実施主体:東京都建設局
※割合は東京都建設局の公表資料に基づきます。複数回答の設問では、回答率の合計は100%になりません。



コメント