2026年9月、新区長の所信表明。吉田練馬区長が描く「これからの練馬」

2026年9月3日、吉田健一区長が練馬区議会で所信表明を行いました。

区長に就任して、まだ4か月余り。

「所信表明」と聞くと少し難しそうですが、読んでみると、これから練馬をどうしていきたいのかが見えてきます。

80周年は「お祝い」だけではない

練馬区は2027年8月1日、板橋区から分離独立して80周年を迎えます。

区では記念事業を行うだけでなく、この80周年を**「次の時代への出発点」**として、新しい練馬区基本構想と都市計画マスタープランの策定に着手します。

区民アンケートやワークショップを実施し、吉田区長自身も地域へ出向いて意見を聞く方針です。

暮らしも、少しずつ変わりそう

今回の所信表明には、かなり具体的な話も出ています。

保育所の待機児童が6年ぶりに発生したことを受け、新たな認可保育所の設置を進める。

区立中学校の修学旅行費を無償化する。

10月から5歳児健診を始める。

大江戸線延伸では、(仮称)大泉学園町駅予定地周辺の道路整備に向けて今年度中に測量へ。

さらに大泉町・大泉学園町では、11月から路線型デマンドタクシーの実証実験も予定されています。

どれも「いつかの話」ではなく、これから実際に動き始めるものです。

公園で花火。その後はどうなる?

この夏、練馬区では区立公園で花火ができる取り組みを試験的に実施しました。

喜ぶ声があった一方、煙や音、ルールなどの課題も。

吉田区長は、利用者だけでなく近隣住民の声も踏まえ、今後のルールや公園運営を検討するとしています。

こうした一つひとつの話から見えてくるのが、今回の所信表明で何度も登場する**「区民の声」**です。

吉田区長が描く「これからの練馬」

吉田区長は就任後、区内各地へ足を運び、地域活動をする人や事業者、区民と直接話をしてきたといいます。

そして所信表明の最後に、自身の原点を**「区民の声を聴くこと」**としています。

ただし、声を聞くだけではありません。

さまざまな立場や意見がある中で、「区民の声を形にすること」の難しさも実感していると語っています。

ここは、これから注目したいところです。

80周年、大江戸線延伸、子育て、交通、公園、みどり。

発表された政策が、実際に私たちの暮らしをどう変えていくのか。

練馬チャンネル。でも、「発表されました」で終わらず、その後どうなったのかまで追いかけていきます。

所信表明の全文は、練馬区公式「令和8年 第三回定例会 区長所信表明」から読むことができます。

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