練馬区役所の近くを歩いていると、木々の向こうに突然、巨大なピンク色の物体が現れます。
タコです。🐙
ここは練馬区立豊玉公園。
正式名称は「豊玉公園」ですが、大きなタコの滑り台があることから、昔から**「タコ公園」**の愛称で親しまれています。練馬区の公式ページにも、その愛称が紹介されています。

想像していたより、タコだった
近くまで行ってみると、かなり大きい。
頭の部分に入ることができ、そこから何本もの滑り台が伸びています。
吸盤までちゃんとあります。
そして、公園を見渡して気づきました。
……足まである。
巨大なタコ本体から少し離れたところにも、地面を這うようにピンク色の細長い遊具が伸びています。
公園の真ん中を、タコが「にゅるっ」と占領しているような景色。
これはなかなかの存在感です。

実は半世紀以上、練馬の子どもたちを見てきた
調べてみると、豊玉公園の歴史はかなり古いものでした。
現在地の豊玉公園は1968年(昭和43年)4月1日に開園。練馬区立練馬図書館がまとめた資料では、当時からタコの滑り台が人気を集め、「たこの公園」として親しまれていたことが確認できます。つまり、この場所は半世紀以上にわたって、練馬の子どもたちの遊び場になってきたことになります。
親子二代、場合によっては三代にわたって、この公園で遊んでいる家庭もあるのかもしれません。
昔は、タコ公園なんて、呼んでいました。今の子供たちは、なんて呼んでるのだろう。けど、タコ滑り台で遊んでいる光景を見ると、ほっこりします。
ただ古いだけの公園ではなかった
さらに面白かったのが、現在の豊玉公園にはユニバーサルデザインの考え方が取り入れられていること。
改修にあたっては、地域住民や障害のある人などが参加する「みんなのタコ公園かいぎ」で約3年間検討が重ねられ、2010年に現在の形へリニューアルされました。
園内には車いすでも利用しやすい砂場や、背もたれ付きのブランコ、触って公園の情報を確認できる触知板などがあります。
実際に現地の案内板をよく見ると、点字も使われています。
巨大なタコばかりに目を奪われますが、いろいろな子どもが一緒に遊べる公園として考えられているんですね。
そして現在も、タコは現役
訪れた日も、タコの周りではたくさんの子どもたちが遊んでいました。
滑る。
登る。
中に入る。
足の上を歩く。
巨大な遊具だからこそ、遊び方がひとつに決められていないのも面白いところです。
そして何より、
令和の子どもたちが、今も昭和から続く巨大タコで遊んでいる。
この光景がいい。
ただ、タコさん。だいぶお疲れです
一方、近くで見ると気になるところもありました。
ピンク色の表面には黒ずみがあり、滑り台や足の部分にも長年遊ばれてきたことが分かる跡があります。
もちろん、半世紀以上の歴史を持つ公園です。
古さそのものをなくしてほしいわけではありません。
むしろ、このタコは残してほしい。
これだけ存在感があって、今も子どもたちが集まってくる遊具は、練馬のちょっとした財産だと思います。
だからこそ、
練馬区さん、タコさんのお色直し、いつかぜひお願いします!🐙
ピッカピカのピンク色になった巨大タコも、ちょっと見てみたい。
豊玉公園(タコ公園)
所在地は練馬区豊玉北6丁目8番3号。練馬駅から徒歩圏内で、練馬図書館の近くにあります。
正式名称は「豊玉公園」。
でも実際に巨大なタコを目の前にすると、
「タコ公園」
と呼びたくなる理由がよく分かりました。
半世紀以上、練馬の子どもたちに遊ばれてきた巨大タコ。
今日も現役です。





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